2015年 02月 19日
BRM214千葉300km銚子 後半 |
さてさて、千葉のブルベ、いよいよ後半です
美味しい鯖で満腹になったところで、漁港をまわりながら犬吠埼へ向かう。
美味しい鯖で満腹になったところで、漁港をまわりながら犬吠埼へ向かう。
で、次の観光スポットは
日本最古にして最大の現役灯台は、真っ青な空の中に真っ白な姿で屹立するさまが美しい。
なんせ前回ここに来たときは、忘年会のフォトロゲイニングで、土砂降りの深夜に訪れたのであたりも真っ暗でした^^;;
やっぱサイクリングは昼間にしないとw
岬をぐるっと回り込んで内陸に入るとPC3。ここで150kmの中間点。
いつもどおり、AJ千葉のスタッフさんが常駐されてました。
200kmのPCも兼ねてたようで、広い駐車場が自転車とそのオーナーで埋め尽くされてました。
更に、
そろそろ日が傾きかけた海も眩く光る
さっきまで利根川で強烈に背中を押してくれた暴風は、一転して向かい風。
平坦でも20km/hを出すのがやっとの状況ですが、これは序盤からある程度覚悟していたこと。
我慢して走っていれば、西に向かうドーバーラインも九十九里の半ばあたりで南下方向に変わるはず。
いずれ風向きは変わるはずと信じて我慢の走行。
時折横風も入り、交通量も多いこともあって、安全のため写真撮影もままならず^^;; なのでこの区間の写真は無し。
まぁ九十九里といっても海岸も松林の向こう側だしね。
銚子のPC3から勝浦のPC4までは都合100kmほど。もとより無補給で走りきれるとは思っていない。
お決まりの片貝のクランクにあるセブンイレブンが丁度50km程度なので、ここで小休止をとる。
といっても、あんまりのんびり休憩してると体が冷えてしまうし、
勝浦にはできるだけ早い時間に到達したいので、ココア一杯飲んだだけでそそくさと出かける。
ポケットには補給食を500kcalほど持ってるし、何とかなるでしょ。
更に蓮沼あたりまで、200kmとコースを共有していると見えて、前方に多数の自転車を追いかけながらひたすら平地走行。
単調で飽きる道ではあるけれど、前方にターゲットがいるとモチベーションになるのは有難い。
それはそうだが、5時間も走り続けてるうちに日没を迎え、白里あたりからは夜間走行に入る。
夜になったら、ますます写真撮るモチベーションは下がります^^;;
しかし、最近自分の走行ペースが読めるようになってきたのか、勝浦には概ね予定通りの19時過ぎに到達。
何故ここまでの道程を急いだかというと、
みおや といえば、勝浦でも3本指に入る
勝浦でタンタンメンを食うのも都合3回目なんだけど、店によって当たり外れがあることが判ってたので
今回は敢えて鉄板の店をチェックしてました。
うん、評判に違わずこいつは美味い!
元々肉屋だっただけあって、チャーシューも当たりです♪
300kmのブルベで2軒も食堂を回ったもんだから、単純計算で1時間半ほどロスった形だけど、その分直後のPC滞在時間は最小限だし、
多分全体でのロスは1時間ちょっとでしょう。
でもそれはそれでいいんです。ゴールに間に合えばいいんだから。
「翌日のために早めにゴールしたいんでしょ」という声も聞こえそうだけど、
このペースでいけば3時間くらいはマージン稼いでゴール出来そうだから、移動時間を考慮しても4時間くらいは仮眠とれるハズ。
大丈夫、このペース配分なら勝算あります。
というわけで、晩飯のあと1kmほど走ってPC4。
もう何も食わなくていいかな?と思わないでもないけど、夜になって冷え込みが厳しくなってきた。
夏場なら10kmあたり100kcalの補給で概ね計算が成立するんだけど、こう寒いと体温を維持するだけでも相当カロリーを使う。
そんなわけで、チョココロネ1個だけ口に入れる。
勝浦からは袖ヶ浦まで、房総半島を横断して一気に50km走ればゴール。
出発して早速10%の急勾配が待ち構えるけれど、ここはせいぜい100mも昇れば終了することを知っているので
ここまで貯めておいた脚で力尽くで攻略する。
その先、大多喜まで軽い登り基調のアップダウンを10kmほど越えていくと、裏道ショートカットを経て今度は養老渓谷へ。
昼間は美しい渓谷の風景を楽しめる養老渓谷も、夜はただの暗闇であまり楽しくないね^^;;
VOLT300を2灯点灯しても、路面を明るく照らすには少々不足。
ちょっと前までは、もっと貧弱だったAKSLENでも「明るい!」なんて言ってたことを思うと贅沢になったもんです^^;;
折からの寒さは一層厳しくなり、体感で氷点下か?という極寒に。
-5℃対応の防寒グローブにも関わらず指が凍る。シューズカバーをつけてない足先も冷え切る というか感覚なくなってくる。
とはいえ、ナマ脚なのにシューズカバーってのも変だよなぁw
それより、この程度の寒さは今まで何度も経験している。これはガマンすれば何とかなるレベルの寒さだ。
ホントにやばくなってきたら指先に凍傷の予兆が出るハズだけど、それが今出てないということは、多分ゴールまでもつハズだ。
というわけで、ここからしばらくは出力を上げて寒さをしのぐ作戦に出る。
大丈夫、脚はまだまだ売り切れてないし、腹も減ってない。
真っ黒な山の中を人知れずTTを続けているうちに、「市原市」の標識が出てくると、道路は下り基調に転じる。
これで房総半島の西側に出たのかな? 少しペースあげられるかな?
更に黙々と距離を稼ぐうちにアップダウンは次第に弱まって、広い田んぼの中の一本径に出る。残り10km いよいよゴール直前だ。
ここからはクールダウンでゆっくり走ろうと思った矢先、1kmほどの彼方にテールランプを発見すると
本能的に追走モードにスイッチが入ってしまった。困ったもんだ^^;;
でもお陰で、22時19分にゴール。走行時間15時間19分という成績でした。
途中2回グルメに寄り道し、ドーバーラインで暴風に翻弄されたことを考えれば上々の結果ではないでしょうか。
ちなみに、銚子あたりでツイッターチェックしたら、きんぢ氏は序盤でマシントラブルでリタイヤとのこと。
翌日のアタック真壁城もDNSで帰宅したそうです。
序盤にリタイヤなら、自転車直して翌日は走れるんじゃないかな?と思ったんだが、それも出来なかったとすると、
それほど大きなトラブルだったのか ちょっと心配です。
次のBRMまでに、早いとこ復活して欲しいもんです。
また、銚子のPC3ではカマノ氏(ダンナさん)が一人で休憩してたんですが、奥さんの方はこれまた序盤に膝痛でDNFとのこと。
ゴールでお菓子配ったり、スタッフの手伝いをされていたようです。
膝痛は無理して走るとホントに壊しちゃうから、この判断は正解だと思います。
関節は筋肉よりも鍛えるのが難しいですからね。半年くらいかけて、しっかり脚を作り直せばいいんじゃないでしょうか
そんな話をしているうちに、ますます寒さが堪えてきました。
スタッフにお礼を言ってクルマに戻ります。
休む間もなく、エアコン全開にして一路埼玉へ! 戦いはまだ続くのでした…
…というか、むしろ戦いはこれから本番を迎える ことを、この時点の私は知る由もなかったのです(汗
by rindo-express
| 2015-02-19 01:39
| 自転車:ブルベ
|
Comments(3)
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NOM
at 2015-02-19 08:12
x
結局ずっと生脚だったんですね。脅威です。真壁編も楽しみにしています。
0
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へばな
at 2015-02-19 17:27
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竜胆さんの走りには必ず美味しいものが出てくるので楽しみです(^^)v
私が走るときにはそんな余裕無いので、うらやましいです。
私が走るときにはそんな余裕無いので、うらやましいです。
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rindo-express at 2015-02-19 21:16
NOMさん> コメントありがとうございます
脚カバー、一応持参してたんですが、今までの経験上膝を保護して走ると血行悪くなって100kmくらいで膝痛出ちゃうので、出来るだけ使いたくなかったんですが、結局使わずに済みました^^* むしろ指など末端が冷え切った方が辛かったですね^^;;
へばなさん> 私のモットーは「食うために走る」ですからw へばなさんが余裕ないのはママチャリだからだと思いますが^^;;
脚カバー、一応持参してたんですが、今までの経験上膝を保護して走ると血行悪くなって100kmくらいで膝痛出ちゃうので、出来るだけ使いたくなかったんですが、結局使わずに済みました^^* むしろ指など末端が冷え切った方が辛かったですね^^;;
へばなさん> 私のモットーは「食うために走る」ですからw へばなさんが余裕ないのはママチャリだからだと思いますが^^;;